今年も冬らしくなってきました。 そういえば、中小企業基盤整備機構の経営アドバイザーになって早3年。 振り返れば、実にたくさんの中小企業オーナーの経営相談を受けました。 私の場合、PR戦略をもって経営課題の解決法を探るのですが、 製造業、サービス業、農業、漁業、林業など業界ごとに 実にさまざまなケースがあって、私自身、本当に勉強になります。 そんな中、「食」にまつわるプロジェクトで とても面白い話を聞きました。 なんと!!! 今の20代の若い人たちは「ほとんど食べない」というより すでに「食べられない」人が増えているそうです。 ダイエット志向が行き過ぎて、 少しでも食べると太ると思ってしまって、 食べられなくなってしまったのだそうです。 つい最近、国の指導でメタボ対策しなければいけなくなって、 「ダイエット」は国民的ブームというより、国民的政策で、 全国民が飽食で「いかに、食べるのを制限して痩せるか」を 考えているのだとばかり思い込んでいました。 しかし・・・時代はもう「いかに食べるか」に至っているのですね。 これに伴い、若年層向きの健康雑誌は 「もっと食べましょう特集」に力を入れているそうです。 そういえば最近の大ベストセラー「タニタの社員食堂」の本は 「いかに健康的な食事をするか」がテーマですね。 もちろん私も、しっかり買って、 「毎食500キロカロリー」を目指していますが、 この傾向も、すでに昔のダイエットの考え方が終わった証拠なのかもしれません。 時代の移り変わりは本当に早いものです。 しかし、地方の魅力のひとつ「ご当地グルメ」は変わりませんね。 だから私はちっとも痩せないのですが・・・(^^; 最近は青森県でとれたての超おいしいリンゴ、 明石市で新鮮すぎるタコやアナゴ、 香川県でますます美味しい讃岐うどん・・・ ホントに贅沢させてもらっています。 そうそう、大阪府下約100店舗の和菓子店の若旦那さんたちと進めた 新しい大阪の新名物作りプロジェクト「大阪に福を呼ぶ大福」も たっくさん、いただきました。超美味しかったです。 これは、みなさんが頑張られた「和菓子甲子園」の一コマ。 詳しくは「地方の魅力発掘プロジェクト」を見てくださいね~(^^) ※リンクの仕方がまだわからないので、「メディアデビュードットコム」 トップページから見てくださいね~。 早く「大阪といえば大福」と言われるようになって、 新大阪駅や関西空港、伊丹空港でたくさん売られるようになること 心より祈っております。 そして今日!!! いつも鳥取の旬を送ってくださる鳥取県のとても偉い方から、 すごい立派な「松葉がに」を3杯もいただきました!!!!! さっそく「極上かにパーティ」をさせていただきます。 いつも、いつも、本当にありがとうございます。 こんな「食べる幸せ」を知っている(というか忘れられなくて太る) 私は幸せ者です。 食べられなくなってしまった若い人たちには、 ぜひ、地方で新鮮そのもののグルメを食べてもらいたいです。 「若い人のための健康食欲回復ツアー」企画しようかな~(^^) #
by tononeko
| 2011-12-04 02:17
| つぶやき
前回、写真を初めてアップしたら、 ブログがなんだかイキイキしたように思えました。 なので今回は、素晴らしい写真を公開します! すごいでしょ! これは「いわし雲の平等院」です。 いつも、心に響く写真を撮影される凄い方にいただきました。 私にとっては命の恩人であり、仕事の考え方も教えてくださった恩師です。 そんな大切な方が、私の故郷を撮影してくれました。 平等院が表した極楽浄土が、天にも描かれたように思いました。 私の故郷は京都府宇治市です。 生まれてから25年間、宇治で暮らしていました。 しかし最近になって、宇治の魅力をひしひしと感じます。 こんな風光明媚なところに住んでいたのか・・・と 今さらながら感動しています。 正直なところ、子供の頃、平等院には写生大会の思い出しかなく、 その素晴らしさはまったくわかりませんでした。 もったいないですね。 宇治を離れて25年(歳がまるバレ!) 改めて、その魅力を尊敬する人の写真で教えられた気がします。 そして故郷をこんなに素晴らしいと思えるなんて、 私は幸せものですね。 #
by tononeko
| 2011-10-17 00:46
| つぶやき
秋風が吹いてきましたね。 「芸術の秋」とは、あまり関係ありませんが、 このブログに初めて「写真」をアップする気になりました。 ものすごく巨大な「二十世紀梨」をいただいたからです。 梨の横にあるのは携帯電話。 ほんとに、でかいでしょ。 この中には、はちきれんばかりの果汁が ものすごくたっぷり詰まっていて、 持つとずっしり重みを感じます。 それがホントに甘くてジューシーなのです。 もうサイコー! この二十世紀梨、もちろん鳥取県産です。 いつも鳥取の旬を送ってくださる 鳥取県庁のとても偉い方からの 秋のプレゼントです。 超うれしい~♪ 実は私、「二十世紀梨」には 忘れられない思い出があります。 私のたった一人の同居家族「ちくわ」と 初めて出会ったときの、かけがえのない思い出です。 それは11年前、2000年10月初めのことでした。 当時、週に数回、鳥取へ通っていた私は、 その日も鳥取へ日帰りで出張していました。 秋の鳥取といえば、二十世紀梨です。 なので、その日もジューシーな二十世紀梨を買って 帰りの特急「スーパーはくと」に乗りました。 帰りの楽しみ「鳥取名物あごちくわ」とともに。 鳥取からの帰りの特急の中で、 できたての「あごちくわ」を食べるのが 当時の私の楽しみだったのです。 これって、ほんとにおいしいんですよ。 その日は仕事がうまく運んだので、 ビール片手にあごちくわを食べました。 すると当然のことながら、 ほろ酔い気分になってきました。 家に着いたときも、 ふわふわと気持ちよかったのを覚えています。 すると・・・そこにちっちゃい子猫がいたのです。 手のひらに乗るほどちっちゃくて、 茶色の模様が入っていて、 ほろ酔い気分の私には、 さっきまで食べていた「あごちくわ」に見えました。 そして「二十世紀梨」と並べると まったく同じ大きさだったのです。 それで「ちくわ」と名付けました。 二十世紀梨と同じ大きさで、 「あごちくわ」と同じ模様で、 鳥取から帰ってきたとき、 初めて会った子猫だからです。 あれから11年。 「ちくわ」はすっかり大きくなりました。 当時のことを思い出して、 今回いただいた「二十世紀梨」と並べてみました。 11年前は同じ大きさだったのに・・・。 というより、 今回いただいた「二十世紀梨」は巨大だから そのとき並べていたら、 きっと「ちくわ」は半分くらいの大きさだったでしょう。 なのに、ほんとに大きくなりました。 少し、ふてぶてしくもなりましたけど・・・ ちょっと、じ~んとしてしまいました。 ちなみに「ちくわ」は「竹輪」ではなく「築和」と書きます。 当時、プライベートで最も欲しかったのが「和」だったからです。 (理由は内緒です) 今、この写真に映っている 「ちくわ」の横の「二十世紀梨」をいただいています。 ほんとに、ほんとに、美味しいです。 Y局長、ほんとにありがとうございました! そして鳥取の二十世紀梨さんにも一言。 かけがえのない同居家族をありがとう。 これからも、ずっとずっと大切にします。 #
by tononeko
| 2011-09-06 23:08
| つぶやき
お盆ですね。 といっても今夜、京都五山の大文字の送り火とともに 亡くなった人々がお帰りになったので、もう終わり。 明日からはまた、いつもの日常が戻ってきます。 ただ、あまりにも暑いので、ちょっと怖~いお話をしましょう。 実はワタクシ「サイコキネシス」という超能力を持っているのです! ・・・な~んて、冗談ですが、 実際、少しテンパっていたりすると、周りの電化製品が壊れるので、 「ものすごく弱~いサイコキネシスのカケラ」を持っているのかもしれません。 サイコキネシスとは 物理的エネルギーを発生させて対象物を動かす超能力のことで、 私と同じ世代の人には「バビル2世」というアニメでお馴染みです。 また最近では、 あの「ポケモン」が持っている能力として知られているようです。 私もバビル2世やポケモンと同じ能力を持っているのなら、 ちょっとは社会の役に立ちそうなものなのですが、 なんといっても「カケラ」なので、 起こる現象が何もかも中途半端で困ってしまいます。 事実、この「カケラ」には幼いころから悩まされてきました。 遊びすぎて、父に「帰りが遅い!」と玄関先で怒られると 玄関の白熱球(懐かしい!)がピチッと音をたてて切れ、 喧嘩しながら冷蔵庫の扉を開けると、 ウィーン・・・と変な音がして冷蔵庫が壊れました。 大人になって、仕事にパソコンが欠かせなくなってからは、 さらに悩みが増えました。 たとえば自信家のお得意先に、提案している企画をすべて無視された上に、 「うちの商品ってすごいから、何もしなくても絶対ブームにできるよね」 な~んてことを平然といわれたりすると、たちまち「カケラ」が発射されます。 目の前のパソコンが、あっという間にフリーズして動かなくなるのです。 そういえば最近、その「カケラ」を持ったまま家に帰って、 気分転換に洗濯をしたら、洗濯機がプッッと音をたてて壊れました。 ほんとに厄介な「カケラ」です。 しかし、年に三度だけ「カケラ」に救われる日があります。 お盆と、春と秋のお彼岸です。 最愛の父が亡くなって、はや20年。 今年も、京都・宇治のお寺へお盆の法要に行きました。 しかし、お寺の法要は朝早いので大変! 大阪から宇治へ行くのに2時間弱はかかるので、 朝6時には家を出なければなりません。 低血圧の私は、お決まりのようにバタバタになります。 家から梅田駅まで15分間、信じられないような速度で走って、 ぜーぜー言いながら電車に乗り込み、 宇治駅で降りてからも、 お寺まで「バビル2世」のように全速力で走ります。 つまり、サイコキネシスのカケラが発射されるに 十分な状況に陥るのです。 すると・・・なぜかいつも間に合うのです。 それもお寺の都合で。 前の予定が長引いて始まるのが遅くなったとか、 準備に手間取って遅れたとか、 いつもそんな感じで、3分くらいの時間差で間に合うのです。 最初は「私ってラッキー!」と喜んでいました。 でも、こう毎回続くと不思議になってきます。 春のお彼岸のときには、 私のサイコキネシスはとうとう、 時間をも動かすことができるようになったか、と思い始めました。 そんな中で迎えた今年のお盆。 やはり私はギリギリで家を出て、同じように走っていました。 ただ今年は少し余裕があって、珍しく定時に間に合ったのです。 すると、ご住職が温かな笑顔で 「今年は定時に始められますな。 いつも遠くからご苦労さまです」とおっしゃるのです。 なんと!これまで間に合っていたのは、 ご住職と故郷の皆様の温かいお心遣いだったのです。 遠いとはいえ、遅れるのは私の身勝手です。 それを何も言わず、自分たちの都合だと言いながら 待ってくれていた故郷のひとたち。 私はなんて未熟だったのだろうと涙が出ました。 もしかしたらサイコキネシスも、 未熟者には見えない何かに気づかせるための ヒントなのかもしれませんね。 「テンパっているうちは、何も見えない」 そんなことを、教えてくれていたのかもしれません。 故郷のみなさん、本当にありがとう。 これからは毎回必ず、早めに行きます(^^) #
by tononeko
| 2011-08-17 01:10
| つぶやき
今春から、また香川県へ行く機会が増えました。 ここ10年間ほど、すっかりご無沙汰していましたが、 今年の初めに、とても懐かしい方からご連絡をいただき、 今春から再び、県庁のお仕事をさせていただくことになりました。 数えきれないほどのメディアを さぬきうどんの取材に誘致してから、もう15年は経つでしょうか。 当時、「さぬきうどんとは何か」を教えてくださった 大恩人の方がとても偉くなって 再び、私を讃岐の地に呼んでくださったのです。 今でも忘れないでいてくださったこと、チョー嬉しかったです。 そして、久しぶりに食べた本場さぬきうどんの味は たちまち私を15年、若返らせてくれました(心だけ) 味覚は音楽と同じで、人をタイムスリップさせるものですね。 五感は心の芯に通じる道なのかもしれません。 しかし先日、新しく出会った讃岐うどんを食べたときは これまでの価値観がひっくりかえりました。 なんと!!! 大福餅が讃岐うどんにトッピングされていたのです。 香川県では、お正月のお雑煮に「あん餅=大福餅」を入れるそうですが、 讃岐うどんにも入れるようです。 この大福餅入りうどん(正式名=あん雑煮うどん)を出してくれた、 餅とうどんの両方が名物というお店(店名=福田※観音寺にあります)の店員さんは うどんをテーブルに置きながら、 「うどんのイリコだしが、甘い餡に絡んでおいしいよ」 と説明してくれました。 正直言って、甘い餡と餅とうどんとイリコだし醤油味の組み合わせは これまでのウン十年の私の人生経験のどこにもなく、 どちらかというと「え~?気持ち悪い」といった部類に入ってしまいます。 しかし目前に出された丼からは、なんとも言えないおいしそうな香りが・・・ それで思い切って、イリコだし醤油味が染み込んだ大福餅を口に入れました。 「えっ?すっごく美味しい!!!!!」 確かに初めての味覚なのですが、 イリコだしの旨みが染み込んだ大福餅は・・・超絶品だったのです。 大福餅の表面が軽く焼かれているため、 香ばしさも伴って、絶妙な味覚を醸し出していました。 「クセになりそう」 私は、この初めての味覚にすっかり夢中になってしまいました。 こんなことが起こると、味覚の価値観も変わってしまいます。 「私の味覚も大したことないなぁ」 そう思いながら、これまで私は何が好きだったか振り返りました。 そして、幼いころから好物がどんどん変わっただけでなく、 住む環境や暮らし方によって、食べたいものも変わったことに気づきました。 人は年齢と環境によって変わっていくものなのですね。 そういえば、「以前は失敗だったものが、時代が変わって大成功」 という事例もたくさんあります。 ものの良し悪しも時の流れによって変わるのですね。 なんだか初めて「セルフうどん」に出会ったときのことを思い出しました。 あのときも「えっ?自分でうどん茹でるの?」とびっくりしましたから。 しかし、そのなんともいえない絶品の味覚に出会って、 「店は客を笑顔でもてなさなければならない」 「店は客にできるだけ楽をしてもらわなければならない」 などといった、それまでの「おもてなしの価値観」がひっくり返りました。 どうやら香川県には、人の価値観を変える空気が漂っているようです。 もしかしたらまた、うどんに次ぐ新しいブームが起こるかもしれません。 楽しみですね ~(^^)~ #
by tononeko
| 2011-07-25 00:31
| つぶやき
|
カテゴリ
以前の記事 検索 その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル 画像一覧 |
||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||